2018.06.07 17:36 更新
2018.06.07 配信
スポーツ用品の老舗・エスエスケイから、新時代の野球ボール「SSK i・Ball」の発売が決定。投げたボールのデータをセンサーで計測、「伸びのあるボール」や「キレのあるボール」を客観的に数値で把握できる。
硬式野球ボールと同じ重さ・硬さ・素材で作られた“IoTデバイスで”、中心部に9軸センサー(3軸加速度センサー/3軸地磁気センサー/3軸角速度センサー)を内蔵。投げるとBluetoothで専用アプリに投球データを転送、ボールの回転数・回転軸・球速・球種・変化量を計測することができる。
専用スマートフォンアプリ画面。投球期間のボール回転数、水平面に対する回転角度、球速、ストレート・変化球などの球種、上下左右の変化量を計測 |
スタットキャストの一部を構成するトラックマンのようなデータ計測が可能で、誰でも運用できる手軽さが魅力。投球データをチームで蓄積・比較分析することで、「投手のコンディション管理」や「投手の育成」などに活用できる。なお、実際に日本プロ野球では4球団が活用中という。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社エスエスケイ: http://www.ssksports.com/