2018.06.19 21:12 更新
2018.06.19 配信
「COMPUTEX TAIPEI 2018」のブースレポートで一報をお届けした、NoctuaブランドのソケットLGA3647向けサイドフローCPUクーラー「DX-3647」シリーズが正式発表。グローバル市場向け発売が開始された。
Skylake-SPことXeon スケーラブル・プロセッサーや、Xeon-Phiプロセッサー向けに最適化されており、標準モデルの約2倍にあたる70×56mmの大型受熱ベースを採用。LGA3647プロセッサのIHSほぼ全面をカバーすることで、冷却フィンにすばやく熱を拡散でき、優れた冷却性能と静音性を両立することができるという。
大型の受熱ベースにはあらかじめサーマルコンパウドが塗布されている |
またマウンタは定評のあるSecuFirm2が採用され、スクエアタイプとナロータイプのLGA3647ソケットに対応。さらに装着時に最適な厚さになるよう、受熱ベースには高品質サーマルコンパウンド「NT-H1」が予め塗布されている。
「NH-U14S DX-3647」は、「NH-U14S」をベースにした大型モデル。冷却ファンはW140×D150×H25mmのラウンドフレームファン「NF-A15 PWM」(300~1,500rpm/140.2㎥/h/24.6dBA)で、外形寸法はW150×D78×H165mm(ファン搭載時)、重量957g。
NH-U12S DX-3647 |
「NH-U12S DX-3647」は、「NH-U12S」をベースにしたデュアルファンモデル。冷却ファンは最新の「NF-A12x25 PWM」(450~2,000rpm/102.1㎥/h/22.6dBA)で、外形寸法はW125×D97×H158mm(ファン搭載時)、重量1,018g。
NH-D9 DX-3647 4U |
「NH-D9 DX-3647 4U」は、「NH-D9」シリーズをベースにした4Uラックマウントサイズに対応するコンパクトデュアルファンモデル。冷却ファンは92×92×25mmの「NF-A9 HS-PWM」(400~2,500rpm/96.3㎥/h/30.6dBA)で、外形寸法はW95×D120×H134mm(ファン搭載時)、重量769g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
RASCOM Computerdistribution(Noctua): http://www.noctua.at/