2018.06.26 10:22 更新
2018.06.26 配信
SAPPHIREから、Radeon RX 470グラフィックスカードを搭載するマイニングシステム2シリーズがリリース。7月上旬より受注が開始される。
4Uラックマウント筐体を採用する「INCA CS-14」。冷却ファンはフロント×3、リア×4の計7基 | 電源は着脱式のリダンダント電源ユニットによって冗長化されている |
「INCA CS-14」は、デュアルGPUのRadeon RX 470カードを7枚搭載する14GPU構成の4Uラックマウント型マイニングシステム。製品ラインナップは8GB×2カードを採用する「4H921-01-40G」と、4GB×2カードの「4H921-02-40G」の2モデル展開で、Ethereumハッシュレートはいずれも406MHz/s±5%。
グラフィックスカードはコアクロック1,120MHz、メモリクロック1,920MHz、メモリバス幅256bit、メモリ種別はGDDR5。冷却はオリジナルのファンレスクーラーで、補助電源コネクタは8pin×2を備えた。
その他、CPUがAMD Embedded GシリーズFP4 SoC、メモリはDDR4 4GB、ストレージは128GB M.2 SATA SSDで、OSはUbuntuをプリインストール。インターフェイスはHDMI×1、USB3.0×2、USB2.0×4、ギガビットLAN×2。冷却ファンは7基、電源ユニットはデュアル構成で、外形寸法はW182×D500×H176mm、重量16.3kg。
MGI-9 |
「MGI-9」は、9枚のRadeon RX 470カードを搭載できるマイニングシステム。製品ラインナップは8GBカードを採用する「4H911-09-40G」、4GBカードの「4H912-09-40G」、CPU、グラフィックスカード、メモリ、ストレージ非搭載のベアボーン「4H012-11-40G」の3モデル展開で、Ethereumハッシュレートは260MHz/s±5%。
グラフィックスカードは8GBモデルがコアクロック1,120MHz、メモリクロック2,100MHz、4GBモデルがそれぞれ1,120MHz、1,925MHz。メモリバス幅256bit、メモリ種別はGDDR5、冷却はオリジナルのファンレスクーラーで、補助電源コネクタは8pin×1を備えた。
その他、CPUがCeleron 3215U/3205U、メモリはDDR3L 4GB、ストレージは64GB SSDで、OSはUbuntuをプリインストール。インターフェイスはHDMI×1、USB2.0×2、ギガビットLAN×1。冷却ファンは10基、電源ユニットは1,600Wの外付け電源で、外形寸法はW530×H160×D320mm、重量11.1kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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