2018.07.02 20:00 更新
2018.07.02 配信
まるで提灯のようなスタイルで持ち運びができる、取っ手付きのUSB冷風扇「冷感提灯クーラー」がサンコーから発売。デスクトップに置いてUSB給電で使うもよし、モバイルバッテリーに繋げば屋外でも使用できる。
通常の扇風機とは異なり、気化熱を利用して冷たい風を送る仕組み。吸い込まれた外からの熱い空気が水分を含んだフィルターを通った際、蒸発して空気の熱を奪い、冷たい風として送り出される。有効距離は40~60cmとされ、風を当てることで外気温からおよそ5~12℃の低下が見込めるという。
気化熱を発生させるために水を含ませるNanoフィルターと、水を入れる460mlのタンクで構成。タンク内の水で約4~10時間ほど冷風を送ることができる。
動作電流は420mAで、卓上冷風扇として使用する際は、PCのUSBポートやAC充電器に接続する。モバイルバッテリーを接続した場合は、10,000mAh(5V/2A)の容量で約7~8時間ほど動作するという。外形寸法はW131×D131×H170mm、重量562g。なお、湿度が70%以上の場合は、その仕組み上冷却効果が低下する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
サンコー株式会社: http://www.thanko.jp/