2018.07.18 19:00 更新
2018.07.18 配信
ソニーは、フルHD解像度では世界最小サイズとなる0.37型のポータブルプロジェクター用ディスプレイデバイス「SXRD241A」を発表した。
ソニー独自の狭画素ピッチ技術や遮光層の追加、画素構造の最適化により、画質の低下を抑えつつサイズを小型化。またRGB光源を順番に高速で切り替えて、そのタイミングに合わせて液晶を駆動する時間分割駆動方式を採用することで、1つのパネルでフルカラー表示を可能にした。
さらに4Kハイエンドホームプロジェクター開発で培った「SXRD」独自技術を組み込むことで、高コントラスト・高輝度化を実現しており、ポータブルプロジェクターのさらなる高解像度・小型化が可能になるとしている。
また専用LSI「CXD3554GG」も同時リリース。独自の「高画質信号処理機能」や、投影面が曲面でも歪みの無い映像に補正する「幾何補正」、複数のプロジェクターを使用した際につなぎ目を感じさせない「エッジブレンディング機能」を備え、「SXRD241A」の特性を最大限に引き出すことができる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ソニー株式会社: http://www.sony.co.jp/