2018.07.27 12:00 更新
2018.07.26 配信
Samsungより、業界初となる10nmクラス第2世代(1y-nm)の製造プロセスを用いた「16Gb LPDDR4X DRAM」の開発がアナウンス。ハイエンド向けのプレミアムスマートフォンの効率改善によるスリム化、より省電力な設計が可能になる。
新しいDRAMチップは4,266Mbit/secのデータ転送レートを実現、現行のフラッグシップスマートフォン(1x-nm 16Gb LPDDR4X)から約10%の性能改善を見込む。第1世代から20%のパッケージを縮小しつつ、1秒間に34.1GBのデータ転送が可能という。
なお、SamsungではLPDDR4Xの開発技術向上により、4GB/6GB/8GBのLPDDR4Xパッケージを含む大容量DRAMを提供。10nmクラス第2世代のDRAM開発のため、新しい開発ラインが稼働を始めている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/