2018.07.31 14:38 更新
2018.07.31 配信
家庭用NASや中小規模ビジネス用NAS向けに設計された3.5インチSATA HDD。容量は14TBと12TBの2モデルで、即日サンプル出荷が開始されている。
筐体内部に空気より軽いヘリウムを密閉する「ヘリウム充填技術」を採用し、ヘッドの位置決め精度やディスク回転の安定性を向上。さらに業界に最多となる9枚のディスク(3.5インチ、高さ29.1mmモデル)を搭載することで、大容量化を実現した。これにより、空気充填の容量10TBモデルに比べて、記憶容量は最大40%増加、容量あたりの消費電力(W/GB)は約55%も低減している。
主なスペックは回転数が7,200rpm、バッファ容量は256MiB、最大データ転送速度は14TBモデルが248MiB/sec、12TBモデルが242MiB/sec。MTTFは100万時間、ワークロードは180TB/年で、回転振動センサーを搭載することで、最大8台までの同時利用が可能。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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