2018.08.07 14:35 更新
2018.08.07 配信
「NVMe-of SSD」は、イーサネットに直接接続するNVMe over Fabrics規格Version 1.0に準拠したSSD。従来のCPUベースモデルに比べてJBOF(Just Bunch of Flash)のハードウェア設計が簡素化でき、高性能で低消費電力のストレージシステムをより低コストに構築できるという。
今回の試作機に使用されるU.2 NVMe SSDは、Marvell「88SN2400」NVMe-oF SSD変換ブリッジを採用することで、デュアルポートの25ギガビットイーサネットに直接接続可能。また試作機には、6ポート/2系統の100ギガビットイーサネット(高可用性対応)の外部インターフェイスを備え、4Kランダムアクセス1,600万IOPSというクラス最高峰のランダム性能を発揮する。
なお東芝では今後さらなる普及が見込まれるエンタープライズ/データセンタ向けフラッシュストレージシステムに対して、より高性能・大容量で、拡張性に優れたNVMe-oF SSDを展開していくとしている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
東芝メモリ株式会社: https://business.toshiba-memory.com/