「S Pen」はBluetooth対応に。10nmプロセッサや最大512GBストレージ内蔵

Samsungがニューヨークにて新製品発表会「Galaxy Unpacked 2018」を開催。大画面のペン入力スマートフォン最新作「Galaxy Note9」を発表した。2017年に登場した「Galaxy Note8」の後継モデルにあたり、大きさはほぼ変わらず画面サイズはシリーズ最大を更新する6.4インチに拡張。手書き入力に対応した持ち前のスタイラスペンも大きく進化を遂げた。

シリーズの代名詞とも言えるスタイラスペンの「S Pen」は、なんとBluetooth LE対応のモジュールを内蔵したリモコン機能を搭載。アプリ操作やオーディオコントロール、カメラのシャッターを切るなどの遠隔操作に対応した。なお、バッテリーはスマートフォン本体に格納することで充電される仕組みだ。

ディスプレイは、両端をエッジ仕様とした解像度2,960×1,440ドット（516ppi）の「Infinity Display」を採用する。優れたカメラ機能も特徴で、メインカメラはF値1.5/2.4の絞り可変機能を備えた1,200万画素広角レンズと、1,200万画素望遠レンズを組み合わせたデュアルカメラ。光学2倍ズームやデュアル光学手ブレ補正、撮影シーンの自動判別などに対応する。

プロセッサは、最先端の10nmプロセスを採用した64bit オクタコアCPU（最大2.8GHz+1.7GHz）を搭載。メモリは最大8GB、ストレージは最大512GBで、512GBのmicroSDと合わせて1TBストレージを構築できる。生体認証は、指紋認証と虹彩認証、顔認証をサポート。OSはAndroid 8.1を搭載する。

ボディはIP68準拠の防水・防塵仕様で、外形寸法W76.4×D161.9×H8.8mm、重量201g。バッテリーは急速充電に対応した4,000mAhを内蔵する。なお、カラーバリエーションは、Midnight Black/Lavender Purple/Metallic Copper/Ocean Blueの4色展開。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd： http://www.samsung.com/