2018.08.14 10:00 更新
2018.08.13 配信
NVIDIAは、世界最大級のCGカンファレンス「SIGGRAPH 2018」にて、世界初を謳うレイトレーシング向けGPU「Quadro RTX」シリーズ計3モデルを発表した。
最大4,608基のCUDAコアと最大576基のTensorコアに加え、RTコアを統合した新設計の「Streaming Multiprocessor」を採用し、レイトレーシング性能は10 GigaRays/sec、さらに物理演算性能は浮動小数点演算と整数演算の並行処理でも16TFLOPSに達するとしている。
製品ラインナップは、CUDAコア数4,608基、Tensorコア576基、ビデオメモリGDDR6 48GBの「Quadro RTX 8000」を筆頭に、CUDAコア数4,608基、Tensorコア576基、ビデオメモリGDDR6 24GBの「Quadro RTX 6000」、CUDAコア数3,072基、Tensorコア384基、ビデオメモリGDDR6 16GBの「Quadro RTX 5000」の計3モデル。
Quadro RTX 5000 | Quadro RTX 6000 |
いずれもビデオメモリはSamsung製で、2つのGPUを最高100GB/secの高速リンクで接続し、ビデオメモリを2倍に拡張するNVLinkや、次世代VR HMDとUSB Type-Cケーブル1本で接続できるVirtualLinkに対応する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/