2018.08.14 17:00 更新
2018.08.13 配信
Samsungは8月13日付けグローバルリリースで、NVIDIAから発表されたレイトレーシング向けGPU「Quadro RTX」シリーズに、同社のGDDR6メモリが採用されていることを発表した。
今回提供されているGDDR6メモリは容量16Gb、データ転送速度56GB/secとされ、従来の20nm世代GDDR5メモリに比べて容量は2倍、転送速度も75%と大幅に向上しているのが特徴。8Kクラスの動画処理やバーチャルリアリティ、拡張現実、人工知能といったグラフィックス集約型のアプリケーションの処理性能を改善することができる。
また電圧はこれまでの1.55Vから1.35Vへと低下しており、消費電力は35%低減。ハイエンドワークステーションのワットパフォーマンス改善効果も期待できる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/