2018.08.16 16:07 更新
2018.08.16 配信
x86系プロセッサに匹敵する性能と機能を備えたARM SoC「Cavium Thunder X2」を採用するラックマウントサーバーの新製品。
今回発表された製品は、ARMプロセッサを採用しながら、従来システムと同様のストレージ、ネットワーク、拡張性、BMC機能、リモートマネジメント機能を実現しており、導入が容易に行えるのが特徴。HPCやクラウドシステムなど、x86系システムが主流のデータセンターの新たな選択肢として期待されている。
製品ラインナップはフロントパネルに2.5インチホットスワップベイを10段備える1Uサイズの「R181-T90」と、フロント24段、リア2段の26段のホットスワップベイを備える2Uサイズの「R281-T91」の2モデル展開。
R181-T90 | R281-T91 |
いずれもSoCは、物理コア数28コア、動作クロック2.0Hzの「CN9975-2000」をデュアル実装し、オプション(受注生産)で、より上位の「CN9980-2200」(32コア/2.2GHz)や「CN9975-2200」(28コア/2.2GHz)への変更にも対応。メモリスロットはDDR4-2666×24本で、最大3,072TBまで増設できる。
ネットワークは10ギガビットLAN×2(QLogic QL41102)、マネジメントポート×1。マネジメントコントローラはAspeed「AST 2500」、SASコントローラはBroadcom「SAS3008」で、電源ユニットは80PLUS PLATINUM認証の1,200W×2リダンダント電源を備えた。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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