2018.08.28 15:30 更新
2018.08.28 配信
サーバやストレージシステム、データセンタなどでデータ保存に使用されるニアライン向けSAS HDD。インターフェイスは転送速度12GbpsのデュアルポートSASで、ホストとの通信を二重化できるため、信頼性が求められるシステムに最適だ。
また最先端の9枚ディスク搭載技術と、独自レーザ加工技術によるヘリウム充填方式を採用することで、最大14TBの大容量を実現。CMR(従来型磁気記録)方式の従来モデルから容量あたりの消費電力(W/GB)は約55%も低減しており、データセンタのTCO削減が可能になる。
主なスペックは回転数7,200rpm、バッファサイズ256MiB、最大転送速度は14TBが248MiB/sec、12TBが242MiB/sec、消費電力は4.36W~4.73W。セクタ方式は4K native/4K native,SIE/512 emulation/512 emulation,SIEの4種類から選択できる。
本体サイズはW101.85×D147.0×H26.1mm、重量720g。書込耐性は550TB/年、ロードアンロードサイクルは600,000回、MTTFは250万時間。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
東芝デバイス&ストレージ株式会社: https://toshiba.semicon-storage.com/