2018.08.28 16:30 更新
2018.08.28 配信
「RPi-GP90」は、ロータリーセンサーなどのパルス信号を入力して周波数やサンプリング周期などを計測できる、Raspberry Pi用の絶縁型パルス入出力ボード。Raspberry PiのGPIO 40pinに接続することで、パルス幅やデューティ比などの計測、PWM生成によるサーボ制御にも対応する。
Raspberry Piと同じHATボードサイズ(65×56.5mm)の基板上に、16chのPWM出力と4chのパルス入出力を搭載。各チャンネルに加算・減産カウンタやアップダウンカウンタ、周期測定など、合計8種類の機能を設定できる。
PWM出力・パルス入出力はGPIO 40pin間と電気的に分離絶縁を行う「デジタルアイソレーター」を採用。低消費電力で実装面積を小さくできることから、一般的なフォトカプラ方式に比べ高速に動作する。
なお、Raspberry Pi環境で使用するために必要なサンプルソースやガイドは、専用ページにて公開。製品をセットアップしてすぐに作業に取り掛かることができる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ラトックシステム株式会社: http://www.ratocsystems.com/