2018.08.29 10:25 更新
2018.08.28 配信
Intelから、第8世代プロセッサに属する新CPU 2シリーズがリリース。いずれもモバイルプラットフォーム向けの製品で、ギガビットクラスの高速無線LAN機能を内蔵。さらに省電力機能も強化されているという。
「Whiskey Lake-U」は、TDP 15Wの薄型ノートPC向けプロセッサ。先代モデルから内蔵するPCHが強化されており、PCI-Expressレーン数は12から16へ、またUSBポートはUSB3.1 Gen.2に対応する。
Kaby Lake-UとWhiskey Lake-Uの機能比較 |
製造プロセスはCPU本体、PCHとも14nm世代で、グラフィックスチップには最大24EUの第9世代Intel Graphicsを内蔵。メモリはDDR4-2400またはLPDDR3-2133で、ストレージはIntel Optane SSD/メモリやPCI-Express SSD、SATA、SD3.0、eMMC5.14に対応する。
Whiskey Lake-Uのブロックダイアグラム図 |
製品ラインナップはCore i7-8565U(4コア/8スレッド/定格1.80GHz/TB時4.60GHz)、Core i5-8265U(4コア/8スレッド/定格1.60GHz/TB時3.90GHz)、Core i3-8145U(2コア/4スレッド/定格2.10GHz/TB時3.90GHz)の計3モデル展開。
「Amber Lake-Y」は、TDP 5Wの2-in-1 PC向けプロセッサ。先代モデルからTDPが0.5W増加している分、TB時の最大クロックが大幅に引き上げられ、性能が大きく向上しているという。
製品ラインナップはCore i7-8500Y(2コア/4スレッド/定格1.50GHz/TB時4.20GHz)、Core i5-8200Y(2コア/4スレッド/定格1.30GHz/TB時3.90GHz)、Core i3-8100Y(2コア/4スレッド/定格1.10GHz/TB時3.40GHz)の計3モデル展開。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/