Mini-ITXとATXの2枚のマザーボードを搭載可能

「COMPUTEX TAIPEI 2018」のプライベートブースレポートで紹介した、Phanteksブランドの新ハイエンドミドルタワーPCケース「Enthoo EVOLV X」が正式発表された。

Anthracite Grey	Galaxy Silver

240×520×510mmというミドルタワーサイズながら、Mini-ITXとATXの2枚のマザーボードを搭載可能。2つのシステムに電力が供給できる新電源ユニット「Revolt X」シリーズを組み合わせることで、デュアルシステムを構築することができる。

電源ユニットに「Revolt X」シリーズが必要になるが、デュアルシステムに対応する

また2.5インチベイを兼ねたケーブルカバーや、アドレサブルRGB LEDライティング機能、両サイドの強化ガラスパネル、ケーブルマネジメントホールをギリギリまで隠す専用カバーなど、多彩なギミックを備える。

冷却ファンはフロント120/140mm×3（140mm×2標準）、トップ120mm×3または140mm×2、リア120/140mm×1（140mm×1標準）で、水冷用ラジエターはフロント360/420mm、トップ360/280mm、リア120/140mmまで対応。ドライブは3.5インチ×10（4標準）、2.5インチ×9（6標準）で、拡張スロットは7段。

I/OポートはUSB3.1 Gen.2 Type-C×1、USB3.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1、RGBモード変更ボタン×1、RGBカラー変更ボタン×1。CPUクーラーは全高190mm、グラフィックスカードは全長435mmまで対応する。本体カラーはSatin Black、Anthracite Grey、Galaxy Silverの全3色、重量15kg。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Phanteks： http://phanteks.com/