2018.08.30 12:09 更新
2018.08.29 配信
もうすぐ開幕する「IFA 2018」に合わせ、Dellが液晶ディスプレイの新製品を発表した。
最大の注目モデルは、27インチの薄型ディスプレイ「S2719DC」。USB Type-Cに対応した製品で、DP Alt Mode(オルタネートモード)をサポートするPCとケーブル1本で接続できる。また、ノートPCなどに最大45Wを給電できるUSB Power Deliveryにも対応している。
世界最高輝度600cd/m2を謳うIPS方式の液晶パネルは、最大解像度2,560×1,440ドット(60Hz)、コントラスト比1,000:1、応答速度8ms、視野角水平垂直178°といった仕様。厚み5.5mmの狭額縁設計で、表面ガラスには米Corning社の「Iris Glass light-guide plate」が採用されている。
また、AMD FreeSyncをサポートするほか、VESAのHDR規格「DisplayHDR 600」に準拠し、HDRコンテンツ再生が可能だ。
入力インターフェイスは、USB Type-C×1、HDMI2.0×1、USB3.0×2、ライン出力×1を搭載。スタンド込みの外形寸法はW610.9×D157.6×H452.7mm、重量8.26kg。
また、DellはスタンダードなフルHDディスプレイ「SE」シリーズの新製品も合わせて発表。21.5インチ「SE2219H」と23.8インチ「SE2419H」、27インチの「SE2719H」をラインナップする。
いずれも薄型ベゼルのIPS液晶パネルを採用、解像度は1,920×1,080ドット(60Hz)、最大輝度300cd/m2、コントラスト比1,000:1、応答速度8ms、視野角は178°。フリッカーフリー技術に対応、入力インターフェイスはHDMIとD-Subを備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Dell Inc.: http://www.dell.com/