2018.09.04 11:00 更新
2018.09.03 配信
PCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x1)×16の計17本の拡張スロットを搭載し、17枚のグラフィックスカードに対応するマイニング向けATXマザーボード。チップセットはIntel H370で、ソケットはLGA1151。CPUはTDP 95Wまでの第8世代Coreプロセッサに対応する。
マイニング向けマザーボードとしては珍しい分離設計の高品位オーディオ回路や、HDMIとD-Subの2系統のディスプレイ出力、USB3.0×4/USB2.0×2の計6ポートのUSBなど、インターフェイスが充実しているのが特徴。フォームファクタも標準的なATXのため、拡張スロットは制限されるもののコンシューマ向け用途にも利用することができる。
主なスペックはメモリスロットがDDR4-2666×2(最大32GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×4、M.2(SATA3.0)×1。ネットワークはRealtek「RTL8111H」によるギガビットLANで、オーディオICにはRealtek「ALC887」を搭載する。
なおグラフィックスカードに安定した電力を供給するため、電源コネクタはATX 24pin+8pinのほか、補助用のATX 24pin×1とPCI-Express 6pin×2を実装。またOSはWindows 10 64bitとLinuxのほか、マイニング向けのethOSに対応する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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