2018.09.04 12:20 更新
2018.09.04 配信
QNAPブランドより、10ギガビットLANポート(SFP+)を搭載するNASベアボーンキット「TS-332X」がリリース。ホットスワップ対応の2.5/3.5インチベイを3基備え、RAIDレベルは0/1/Single/JBODに加えて、容量・転送速度・安全性のバランスのよいRAID 5にも対応する。
また本体にはキャッシュ用のSSDを搭載するM.2 2280(SATA3.0)×3を実装。頻繁にアクセスするデータを高速ドライブに、アクセスの少ないデータを低速ドライブに自動的に配置する自動階層化技術「Qtier」にも対しており、特にIOPSが求められるアプリケーションの処理性能を高めることができる。
その他、ブロックベースのスナップショットやバックアップ、共有、同期、集中管理など、多彩な機能を備えた専用OS「QTS」や、未使用のストレージ領域を他のNASから仮想ディスクとしてマウントする「VJBOD」などの機能を備えた。
主なスペックはプロセッサが1.7GHzクアッドコアSoC「Alpine AL-324」、メモリはDDR4-2400 2GB/4GB(最大16GB)、フラッシュメモリは512MB NANDで、ネットワークポートは10ギガビットLAN×1、ギガビットLAN×2。インターフェイスはUSB3.0×3、3.5mmラインアウトを備え、本体にはスピーカーを内蔵する。
冷却ファンは140mm口径(20.4dBA)、電源ユニットは90WのACアダプタで、本体サイズはW150×D260.1×H142mm、重量1.64kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
QNAP Systems,Inc.: http://www.qnap.com/