2018.09.05 12:00 更新
2018.09.04 配信
Microsoftが今年5月に開催されたアクセシビリティの祭典「Global Accessibility Awareness Day(GAAD)」で発表した、障害者向けを想定したコントローラ「Xbox Adaptive Controller」が発売。巨大なABボタンと十字キーを備えたユニークな外観のコントローラで、あらゆるユーザーへの適応を謳う自在の拡張性が特徴だ。
アクセシビリティ向けのコントローラは、個々人により異なる障害に合わせたデバイスは高価になりがちで、汎用品の開発が難しいという課題があった。
それに対応するため、「Xbox Adaptive Controller」は背面に3.5mmミニジャック入力をズラリ搭載。それぞれの端子がトリガー操作やスティックの押し込みなど、Xboxコントローラの入力操作に対応している。ユーザーのコンディションに合わせ、片手用ジョイスティックやフットペダルといった、個々人に合ったアクセシビリティ向けデバイスでその操作を代替できるというワケだ。
コントローラは膝上に置いて使えるサイズに調整、底面には車椅子などにマウント可能なアタッチメントを装着可能。なお、両サイドにはUSBポートも備え、市販のUSBゲームパッドなどを接続できる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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