2018.09.05 16:00 更新
2018.09.05 配信
圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」と、一般的なBluetooth の最大約3倍の情報量を伝送できるLDAC規格に対応し、ハイレゾ相当の高音質サウンドを楽しめるワイヤレスヘッドホンの新製品。
また従来モデルから約4倍の処理能力を実現した、新開発のノイズキャンセリングプロセッサー「QN1」を搭載。これにより飛行機のエンジン音など低域ノイズはもちろん、人の声や雑踏の音など、中高域のノイズも大幅に低減できるようになった。さらにヘッドホンの外側と内側に配置した2つのセンサーで効率的にノイズを集音する「デュアルノイズセンサーテクノロジー」と、ユーザーの装着状態や、飛行機搭乗時などの気圧に合わせて性能を最適化する「NCオプティマイザー」を備え、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現しているという。
その他、長時間のリスニングの負担を軽減するため、これまでより重量を約20g軽量化した新設計筐体や、圧力を分散し、柔軟性にも優れる低反撥ウレタンイヤーパッド、頭部にフィットしやすく改良されたヘッドバンドなど、本体構造にも大幅な改良が加えられている。
周波数特性は4Hz~40,000Hz、インピーダンスは47Ω(Power On時)/16Ω(Power Off時)、インターフェイスはBluetooth 4.2の他、ステレオミニジャックに対応。BluetoothプロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP、コーディックはLDACの他、ABC/AAC/aptX/aptX HDをサポートする。
本体カラーはブラックとプラチナシルバーの2色。バッテリー駆動時間は約30時間(ノイズキャンセリング機能On)、充電時間は約3時間。重量は約255g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ソニー株式会社: http://www.sony.jp/