スタンドアロン型VR HMDの最新モデル

Oculus VRから、スタンドアロン型VRヘッドマウントディスプレイの最新モデル「Oculus Quest」がリリース。2019年春より発売が開始される。

同社からはすでにスタンドアロン型モデルとして「Oculus Go」が発売されているが、こちらはトラッキング機能が頭の回転だけに追随する3DoF対応だった。

一方「Oculus Quest」では、本体にトラッキング用の4つの広角カメラを標準装備。頭の回転に加え、前後左右上下の動きを認識する6DoFをサポートし、ケーブルにとらわれることなく自由に動き回ってVRシステムを体験できるようになる。

6DoFに対応することで、顔の動きだけでなく、部屋の中の移動やジャンプなどを認識できるようになった

なお詳細スペックは明らかにされていないが、解像度は1,600×1,440ドット、コントローラは両手持ちの「Touchコントローラ」が付属し、人や物に実際に触れているかのような操作ができるという。またハードウェアの発売と同時に50種類以上のゲーム（システム）が提供される予定だ。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Oculus VR： https://www.oculus.com/