GPUだけでなくメモリや電源回路も冷却するフルカバー水冷搭載

Inno3Dブランドから、水冷クーラーを搭載するGeForce RTX 2080 Tiグラフィックスカード「ICHILL GEFORCE RTX 2080 TI BLACK」が正式発表された。

GPUコアを冷却するウォーターブロックに加え、メモリや電源回路を冷却するためのメタルプレートを備え、カード全体を効率よく冷却。さらに240mmサイズの大型ラジエターを使用することで、高負荷時でもGPUの温度を65℃までに抑えることができるとしている。

オールインワン水冷モデルによくあるハイブリッドタイプではなく、メモリや電源をまとめて冷却する

主なスペックはCUDAコア数4,352基、メモリクロック14Gbps、メモリバス幅352bit、メモリ帯域は616GB/secで、GDDR6 11GBのビデオメモリを搭載。出力インターフェイスはHDMI2.0b×1、DisplayPort1.4×3、USB Type-C×1を搭載する。

側面部分にはRGB LEDライティング機能を搭載する

バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）、補助電源コネクタは8pin×2で、カードサイズは長さ268mm、高さ115mm、カード厚は2スロット（別途ラジエター搭載スペースが必要）。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
InnoVISION Multimedia Limited.（Inno3Dブランド）： http://www.inno3d.com/