2018.10.09 10:30 更新
2018.10.08 配信
Intelは先代モデルから動作クロックを引き上げた、新型ハイエンドCPU「Core X」シリーズを発表した。
これまでと同じSkylakeアーキテクチャを採用する製品で、製造プロセスは14nm、消費電力は全モデル165W。ラインナップは、18コア/36スレッドの「Core i9-9980XE」を筆頭に、8コア/16スレッドの「Core i7-9800X」まで、計7モデルが用意される。
主なスペックは、メモリがクアッドチャネル対応のDDR4-2666MHz、ブースト機能はTurbo Boost Technology 2.0と3.0の2段階調整をサポートし、PCI-Express3.0レーンは全モデル44レーン(チップセットと合わせると68レーン)搭載する。なお各モデルのスペックは以下の表を参照のこと。
またハイエンドワークステーション向けCPUとして、28コア/56スレッドに対応する「Xeon W-3175X」を発表。メモリは6チャネル対応のDDR4-2666MHzで、最大512GBまで増設可能。動作クロックは最高4.3GHz、キャッシュは38.5MBで、Xeonシリーズとしては珍しくオーバークロックをサポートする。発売は12月予定。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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