2018.10.09 10:37 更新
2018.10.08 配信
Intelより、第9世代のCoreプロセッサIntel Core 9000シリーズが発表された。最大の注目はメインストリーム向け初のCore i9にして、初の8コアCPUとなる最上位モデルの「Core i9-9900K」だ。
“Coffee Lake-S Refresh”の開発コードネームで呼称されるシリーズで、Coffee Lake同様に14nm++プロセスを採用。プラットフォームはLGA1151、チップセットは新たに発表されたIntel Z390(Intel 300シリーズ)に対応する。
今回発表されたのは、「Core i9-9900K」(8コア/16スレッド/3.6GHz/TB時5.0GHz/共有スマートキャッシュ16MB)と「Core i7-9700K」(8コア/8スレッド/3.6GHz/TB時4.9GHz/共有スマートキャッシュ12MB)、「Core i5-9600K」(6コア/6スレッド/3.7GHz/TB時4.6GHz/共有スマートキャッシュ12MB)の3モデル。なお、Intel Core 9000シリーズはTIMが従来のグリスからソルダリングに変更されており、熱伝導率向上が期待される。
Intelの発表によれば、Intel Core 9000シリーズは前世代から15%の性能向上を実現、人気ゲームタイトルで最大10%のFPS向上が可能という。Adobe Premiereによる動画編集は最大34%高速化、3年前のシステムとの比較では最大40%の性能向上が謳われている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Intel Corporation: http://www.intel.com/