2018.10.09 15:47 更新
2018.10.08 配信
ASUSはROGブランドに属するゲーミングマザーボードの新製品として、最高28コア/56スレッドのXeonシリーズに対応する、EEBフォームファクタモデル「ROG Dominus Extreme」を発表した。
正式な対応CPUについては記載がないものの、コア数や12月中発売という情報から、10月8日付プレスリリースで発表された「Xeon W-3175X」と考えて間違いないだろう。
電源回路は32フェーズ構成で、全体を覆う大型ヒートシンクとセミファンレス対応の4基の冷却ファンを実装。また電源ユニットは一般的なATX電源ユニットを2基搭載でき、9つあるE-ATX電源コネクタのうち6つを12V電源専用とすることで、消費電力の大きい「Xeon W-3175X」のパフォーマンスを最大限に引き出すことができる。
メモリスロットはDDR4×12本で、最大容量は192GB、ストレージは2枚の「DIMM.2」によるM.2×4とU.2×2、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×4本で、ネットワークは10ギガビットLANとギガビットクラスの無線LAN機能を備える。
その他、1.77インチの有機ELディスプレイ「LiveDash OLED」、ASUS「AuraSync」対応のライティング機能、ASUS ROGシリーズおなじみの「SupremeFX」オーディオなどの機能を搭載する。
Prime X299-Deluxe II |
また新型ハイエンドCPU「Core X」シリーズ対応マザーボードとして、「Prime X299-Deluxe II」も同時リリース。電源回路は12+2フェーズで、ATX12V補助電源コネクタは8pin×2を搭載。また放熱性を高めた高効率ヒートシンクを組み合わせることで、TDP 165WのハイエンドCPUを安定動作できるという。
主なスペックはメモリスロットがDDR4-4200×8、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×8、M.2×3、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×3、PCI-Express3.0(x1)×2で、ネットワークは5ギガビットLAN×1、ギガビットLAN×1、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 5.0に対応する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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