2018.10.15 15:00 更新
2018.10.15 配信
いよいよ今年の12月1日より提供が開始される、新4K8K衛星放送による8K放送および4K放送に対応した8K関連製品がシャープからリリースされた。
8K液晶テレビ「AQUOS 8K」の新製品は、8Kチューナーを内蔵した「AX1」シリーズ3機種。80V型の「8T-C80AX1」と70V型「8T-C70AX1」、60V型「8T-C60AX1」をラインナップする。
BS8K・BS4K・110度CS4Kチューナーを内蔵。ディスプレイには、高精細な8K映像を高輝度・広色域かつ120Hzで表示可能な新開発の「8K倍速液晶」を搭載した。また、2K/4K映像を8K相当にアップコンバートする「AQUOS 8K Smart Engine PRO」を備え、既存コンテンツの高精細表示に対応する。
そのほか、GoogleのAIアシスタント「Google アシスタント」に対応。リモコンのマイクを使用して番組の検索や天気を確認したり、「Google アシスタント」対応の他デバイスから操作することができる。ユーザーの視聴傾向を学習するAIoT対応機能「COCORO VISION」も備える。
なお、チューナー内蔵の「AX1」シリーズと同時に、同様の機能を備えた60V型のチューナー非搭載機種「8T-C60AW1」も発売される。
8S-C00AW1(8Kチューナー) | 8R-C80A1(8K対応HDD) |
8K関連製品として、8Kチューナー「8S-C00AW1」も同時にリリースされた。BS8K・BS4K・110度CS4Kチューナー2基と、8K映像出力に対応した4つのHDMI端子を実装。「AQUOS 8K」の「LC-70X500」など、新4K8K衛星放送チューナー非搭載の8Kテレビと組み合わせて使用する。
テレビと連携して操作できる「AQUOSファミリンク」機能に対応。製品に同梱されるリモコンのみで、チューナーと「AQUOS 8K」テレビの両方を操作できる。
また、8Kチューナー内蔵の「AQUOS 8K」や8Kチューナーと組み合わせて使用する、8K対応のUSB HDD「8R-C80A1」も同時に発売。8TBの大容量HDDを内蔵した製品で、データ量の大きな8K映像をそのままのクオリティで約170時間分保存できる。
4TB HDD×2による分散処理を行い、データ処理を高速化。録画中に別の8K番組を再生するなど、8Kの「追いかけ再生」が可能となっている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
シャープ株式会社: http://www.sharp.co.jp/