2018.10.18 12:00 更新
2018.10.16 配信
EK Water Blocksより、最新世代のウォーターブロック「Quantum Line」が発表された。従来製品を支えた“CSQ design”の設計から6年が経過したことを踏まえ、設計思想を刷新。水冷システム内における冷却パーツすべての相互接続を前提とした新流路の設計、さらに外観デザインもよりシャープにモデルチェンジされることになった。
「EK-Velocity」は、「Quantum Line」におけるCPUウォーターブロックの新フラッグシップモデル。CPUウォーターブロック製品として第5世代の冷却エンジンが採用され、従来の低流量を想定した設計をさらに強化。低出力あるいは低速動作のポンプでも最高性能の冷却能力が発揮できるよう設計されている。また、クーラント逆流時でも性能損失を最小限に抑えられるという。
受熱ベースはニッケルメッキ処理された電解銅、トップにはCNC加工された高品質アクリル素材を採用。「EK-Velocity RGB – Full Nickel」や「EK-Velocity RGB – AMD Nickel + Plexi」など、素材別に複数のラインナップを揃える。最新のIntelおよびAMDプラットフォーム向けの製品があり、合計24個のRGB LEDを内蔵。主要マザーボードメーカー各社のライティング技術と同期できる。
「EK-Vector RTX 2000」は、NVIDIAのGeForce RTX 2000シリーズに対応するGPU向けウォーターブロック。上記同様に低流量設計を突き詰めた新冷却エンジンの「Open Split-Flow cooling engine design」が採用され、低出力かつ低速動作のポンプを組み合わせた場合でも、最高性能が発揮できるという。
ニッケルメッキ処理された電解銅ベースは、GPUコアおよびVRAM、VRMすべての熱源を直接冷却するフルカバー仕様。トップは高品質のアクリル素材、シーリングは高品質のEPDM Oリングが使用される。
こちらも「EK-Vector RTX 2080 RGB – Nickel + Acetal」や「EK-Vector RTX 2080 RGB – Nickel + Plexi」など、素材別に複数製品をラインナップ。主要メーカーのライティング技術と同期可能なRGB LEDも内蔵されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
EK Water Blocks: http://www.ekwb.com/