2018.10.19 10:50 更新
2018.10.18 配信
映像制作やプロフェッショナルフォト、プリプレスなど、クリエイティブワークを対象にした27型WQHD液晶ディスプレイ。
「ColorEdge CG277」の後継モデルで、配信・映画制作向け「PQ方式」と、放送向け「Hybrid Log Gamma方式」の両方のHDR入出力特性(ガンマ)に対応。さらにデジタルシネマの国際標準規格「DCI-P3」や、4K/8K放送の色基準「BT.2020」の映像制作専用カラーモードを搭載する。
また測定精度を向上させた内蔵キャリブレーションセンサーと、AI(人工知能)を活用した温度センシング・温度推定技術を組み合わせることで、長期間安定した表示環境を提供できるようになった。
その他、高コントラスト化(1,000:1から1,300:1)や、輝度・色度・階調特性の安定時間の短縮(7分から3分)、軽量化(12.7kgから10.3kg)、下部ベゼルのスリム化(従来比46%)などの改良が行われている。
主なスペックは視野角が水平/垂直178°、輝度350cd/㎡、応答速度13ms、色域はAdobe RGBカバー率98%/DCI-P3カバー率98%、表示色は約10億7,374万色。インターフェイスはUSB Type-C×1、DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、USBハブ×4(USB3.1 Gen.1×2/USB2.0×2)。
本体サイズはW638×D265×H415.9~570.9mm、重量約10.3kg。製品には2芯アダプタ付電源コード(2m)、USBケーブル(2m)、調整データシート、保証書付きセットアップガイド、ScreenCleaner、遮光フードが付属し、製品保証は5年間。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
EIZO株式会社: http://www.eizo.co.jp/