2018.10.26 10:52 更新
2018.10.25 配信
Inno3Dより、レイトレーシングに対応したNVIDIA GeForce RTX 2080/2070シリーズ向けの最新冷却ソリューションがリリース。ユニークな仕様を備えた「iCHILL X3」クーラーを新設計した。
最大の特徴は、冷却ファンの換装システム。冷却ファンとファングリルが着脱可能になっており、「90mmファン×3」のトリプルファン仕様と、15枚のタービンブレードで構成された「100mmファン×2」のデュアルファン仕様を切り替え可能という。
基部のヒートシンクは、大型の受熱ベースと合計6本のヒートパイプ、140枚のアルミニウムフィンを組み合わせ、素早く全体に熱を伝える設計。大風量を生み出す冷却ファンは、騒音を抑えるブレード形状や日本製のベアリング「HerculeZ Bearing」を採用、防塵仕様で耐久性は従来の3倍に向上している。
また、温度センサーと連動した「AI Temperature control cooling system」を搭載。中央のファンはGPUコア、両隣のファンはメモリ・電源回路の温度を参照して自動で回転数を調整する仕様になっている。側面には小型の有機ELディスプレイを搭載し、GPU・メモリ・電源回路の温度とファン回転数をリアルタイムに表示。ファングリルにはRGBイルミネーションも実装される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
InnoVISION Multimedia Limited.(Inno3Dブランド): http://www.inno3d.com/