2018.10.30 19:16 更新
2018.10.30 配信
日本AMDは、第2世代Ryzen Threadripperの追加モデルとして、「Ryzen Threadripper 2970WX」と、「Ryzen Threadripper 2920X」を本日30日より発売開始。すでに販売中の「Ryzen Threadripper 2990WX/2950X」と合わせて、4モデルすべてのラインナップが出揃うことになる。
Ryzen Threadripper 2970WX |
「Ryzen Threadripper 2970WX」は、クリエイター向け「WX」シリーズの下位モデル。物理コアは24コア、論理コアは48スレッドで、ベースクロックは3.0GHz、ブーストクロック4.2GHz、L1キャッシュ2.25MB、L2キャッシュ12MB、L3キャッシュ64MB、TDPは250W、最大温度は68℃。
Ryzen Threadripper 2920X |
「Ryzen Threadripper 2920X」は、ゲーマー向け「X」シリーズの下位モデル。物理コアは12コア、論理コアは24スレッドで、ベースクロックは3.5GHz、ブーストクロック4.3GHz、L1キャッシュ1.125MB、L2キャッシュ6MB、L3キャッシュ32MB、TDPは180W、最大温度は68℃。
また「WX」シリーズ向けの新機能「Dynamic Local Mode(DLM)」も同時リリース。「AMD Ryzen Master」の一部として提供され、最も負荷の大きいスレッドにコアとローカルメモリを優先的に割り当てることで、一部のアプリケーションやゲームで最高15%も性能を引き上げることができるという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
日本AMD株式会社: http://www.amd.com/jp/