2018.11.02 10:47 更新
2018.11.01 配信
折りたたみ可能なディスプレイを搭載した、世界初のスマートフォン「FlexPai」が登場した。メーカーのRoyoleはスマートフォン分野では無名なものの、フレキシブルディスプレイの開発で知られた存在。現在公式サイトでは、開発者向けの「Developer Model」の先行予約が始まっている。
折りたたみというより“折り曲げ”可能という形容がしっくりくるディスプレイは、Royole第2世代のフレキシブルディスプレイである7.8インチ「Flexible AMOLED」を採用する。
タブレット状態の展開時は解像度1,920×1,440ドット(アスペクト比4:3/308ppi)で、180°折りたたんだ際のプライマリ画面が810×1,440ドット、セカンダリは720×1,440ドット。ちょうど“本の背表紙”のようなエッジ部分もディスプレイとして使用可能で、解像度は390×1,440ドット、着信やメールの通知を表示する。
プロセッサはオクタコアのQualcomm next-gen Snapdragon 8 series SoC(2.8GHz)を採用、メモリ最大8GB、ストレージ最大256GBを実装、最大256GBのmicroSDも使用できる。そのほか、F値1.8レンズを採用した1,600万画素+2,000万画素のカメラや指紋認証、急速充電対応の3,800mAhバッテリーを内蔵する。搭載OSはAndroid 9.0ベースのWater OS 1.0だ。
nanoSIM×2のデュアルSIM仕様で、コネクタはUSB Type-Cを実装。外形寸法はW190.35×D134×H7.6mmで、重量320g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Royole: http://www.royole.com/