2018.11.07 10:35 更新
2018.11.06 配信
AMDのサーバー向けプロセッサEPYCに、世界初となる製造プロセス7nmを採用する次世代モデル「ROME」が登場した。
内部アーキテクチャは「Zen2」を採用し、内蔵コアは従来の最大32コア/64スレッドから、最大64コア/128スレッドへと2倍に拡張。さらに浮動小数点演算ユニットは128bitから256bitに拡張され、コア数の増加と合わせて、浮動小数点演算性能は実に4倍に引き上げられているという。
また分岐予測や、プリフェッチの改善、OPキャッシュの拡大などの改良が加えられている他、PCI-Expressは業界初となるGen.4をサポート。対応グラフィックスを組み合わせることで、機械学習や人工知能(AI)などの処理性能をさらに高速化できる。
なおサンプル出荷はすでに開始されており、量産は2019年中予定。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/