2018.11.14 10:46 更新
2018.11.13 配信
Intelが開発を行っている、深度カメラ(3次元カメラ)の新製品「Intel RealSense Depth Camera D435i」がリリース。従来型「Intel RealSense Depth Camera D435」の後継モデルにあたり、新たに慣性計測ユニット(IMU)が内蔵されている。
リニア加速度センサーやジャイロセンサーにより、3軸回転と平行移動を検出する6DoFに対応。さらに慣性計測ユニット(IMU)が内蔵されたことで、ロボット工学における視覚データ・位置データのより高精度な検出が可能になった。本体のデザインや形状は「D435」と同等のため、別途のハードウェア調整を行うことなく既存の環境にそのまま置き換えることができる。
オープンソースの開発者向けソフトウェア「Intel RealSense SDK 2.0」に対応。ゲームやロボット工学におけるモーション・ジェスチャー認識、無人機などロボット制御とその安定化、AR/VR対応ヘッドマウントディスプレイの回転トラッキングなどへの活用を想定している。外形寸法はW90×D25×H25mm。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Intel Corporation: http://www.intel.com/