2018.11.15 23:01 更新
2018.11.15 配信
Polarisアーキテクチャを採用するAMD「Radeon RX 500」シリーズに、約1年半ぶりとなる新型モデル「Radeon RX 590」が追加された。NVIDIA GeForce GTX 1060の対抗となる製品で、フルHD解像度までなら多くのゲームで60fps以上のフレームレートを維持できるという。
フルHD解像度までなら、高画質設定で多くのゲームが60fps以上のフレームレートを維持でき、ストレスなくプレイできる |
GPUコアには、製造プロセスを12nm FinFETに微細化した「Polaris 30XT」を採用。これに伴い、コアクロックはRadeon RX 580のベースクロック1,257MH/ブーストクロック1,340MHzから、同1,469MHz/1,545MHzへと大幅に向上。パフォーマンスは約10%引き上げられているという。
先代モデルRadeon RX 580からパフォーマンスは約10%向上 |
その他基本スペックに変わりはなく、ダイサイズは232mm2、コンピュートユニットは36基、ストリームプロセッサは2,304基、メモリバス幅は256bitで、GDDR5 8GBのビデオメモリを搭載。なおボード消費電力は185Wから225Wへと40W増加している。
なおAMDの資料によれば、SAPPHIRE、PowerColor、XFXなどから搭載グラフィックスカードが順次発売される予定だ。
Radeon RX 590グラフィックスカードは、SAPPHIRE(左上)、PowerColor(右上)、XFS(左下)などから登場する予定だ |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/