2018.11.16 10:34 更新
2018.11.15 配信
Raspberry Piの小型・エントリーモデル「A」シリーズに属する最新モデル。現在発売されているのはヨーロッパ、アメリカ、カナダ、インド、オーストラリア、ニュージランドで価格は25ドル。なお国内ではすでにKSYから取り扱い開始がアナウンスがされ、技適に関する手続きが完了次第発売される予定だ。
65×56×12mmの基板サイズはそのままに、SoCは700MHzのシングルコア(BCM2835)から、「Raspberry Pi 3 Model B+」と同じ1.4GHzのクアッドコア(BCM2837B0)へと変更。CPU、GPUとも大幅に性能が向上している。
また通信機能として、IEEE 802.11ac無線LANとBluetooth 4.2 LEが新たに追加されており、より幅広い用途で利用できるようになった。
主なスペックはメモリがDDR2 512MB、インターフェイスはHDMI1.4×1、3.5mm4極ミニジャック、USB2.0×1、GPIOコネクタ、microSDカードスロットなど。電源はmicroUSB(5V/2.5A)による給電で、「Raspberry Pi 3 Model B+」に搭載されている有線LANやPoE HAT用のピンヘッダは省略されている。
また「A」シリーズに対応する公式ケースも同時リリース。こちらは12月初旬よりグローバル市場向け発売が開始される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Raspberry Pi Foundation: http://www.raspberrypi.org/