2018.11.26 10:39 更新
2018.11.25 配信
Archosより、ブロックチェーンに対応したハードウェアウォレットの新モデル「Safe-T Touch」がリリース。4インチのタッチ対応IPSディスプレイを搭載したAndroidベースの端末で、ハードウェアウォレット製品として初めて、独立したセキュリティプラットフォームが組み込まれている。
セキュリティソリューションを手がけるProve & Runと共同開発を行った製品で、同社のTEE(Trusted Execution environments)技術「ProvenCore」を搭載。クラッキングやマルウェアによる攻撃からシステムを安全に保護する。
単体でトランザクションの送金と着金、残高確認や仮想通貨(暗号資産)の交換に対応するオールインワン仕様。Androidから隔離されたトランザクション専用の実行領域を備え、全行程を高いセキュリティレベルで実行できる。認証用の指紋リーダーを内蔵し、ユーザーが承認した場合のみセキュリティ保護されたBluetooth通信を行う仕組みになっている。
なお製品は、2019年1月にラスベガスで開催される「CES 2019」にて正式発表される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Archos: http://www.archos.com/