2018.11.27 14:39 更新
2018.11.27 配信
ジャパンディスプレイより、VR専用に開発した液晶パネルを搭載するVRヘッドマウントディスプレイ「VRM-100」の開発がアナウンス。国内企業の開発者向けに限定して、12月より発売が開始される。
現在はHMDにディスプレイ品質を求めようとすると、各種センサーやコントローラまで内蔵したゲーム向けハイエンド製品を使用するしかなかった。その課題を解決するため、高画質なVR映像の視聴など、ディスプレイ品質に特化したVR向けHMDとして開発された。
主にゲーム向けに利用される外部ヘッドトラッキングセンサーやコントローラ機能を省き、高精細液晶パネルとジャイロセンサーおよび地磁気センサー(3DOF)を内蔵。解像度は2,880×RGB×1,600ドット(615ppi)、リフレッシュレートは80Hzと60Hzの自動切り替えに対応する。音声用にステレオサウンド出力端子も備える。
製品は、VRモニターユニットとVRゴーグル、専用ケーブルで構成。外形寸法はW175×D98×H116mm、重量336g。なお開発環境として、Unity用OpenVRのドライバが提供される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社ジャパンディスプレイ: http://www.j-display.com/