2018.12.05 12:26 更新
2018.12.05 配信
「COMPUTEX TAIPEI 2018」会期中に披露された、Phanteks「ENTHOO EVOLV X GLASS」が間もなく国内市場に投入される。カラーはブラックのみの取り扱い。
最大のトピックは、E-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITX各フォームファクタに対応するミドルタワーPCケースでありながら、トップ面にMini-ITXマザーボードが追加搭載可能。デュアルCPUならぬ、デュアルM/Bシステムを1つのパッケージに収めた。
現実的な用途はさておき、デュアルシステムが構築できる強い個性が最大の魅力 |
外観は前面4mm厚アルミニウムパネルと、3mm厚スチールで構成し、両サイドパネルには強化ガラスを採用。フロントサイドにはASUS「Aura Sync」、MSI「Mystic Light Sync」をサポートするRGBイルミネーションを内蔵する。
ドライブベイレイアウトは、3.5インチシャドウベイx10、2.5インチシャドウベイx6で、拡張スロットは7段。冷却ファンはフロント120/140mmx3(140mmx2標準)、トップ120mmx3または140mmx2、リア120/140mmx1(140mmx1標準)で、ラジエターはフロント最大360/420mmサイズ、トップ最大360/280mmサイズ、リア120/140mmサイズをサポート。
各有効スペースは、CPUクーラーが高さ190mmまで、グラフィックスカードが長さ435mmまで。外形寸法はW240xD520xH520mm、重量15kg。
なお国内市場向け専用パックとして、Mini-ITXマザーボードが追加搭載できるブラケットと、グラフィックスカードが垂直マウントできるライザーケーブル(600mm)が付属。
デュアルシステムを構築するための専用電源も同時発売される。電源ユニットの老舗Seasonic(本社:台湾)製で、80PLUS PLATINUM認証の高効率が特徴。
各々のシステムを個別にON/OFFが可能なフルモジュラータイプで、容量は1,200W。135mm口径の冷却ファンをマウントさせた。外形寸法はW170xD150x86mm。製品保証は12年。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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