2018.12.11 10:44 更新
2018.12.10 配信
Zenアーキテクチャを採用する組み込み向けプロセッサ、Ryzen Embedded V1000シリーズを搭載するMini-ITXマザーボードの新製品。
グラフィックス機能は、SoCに内蔵するVegaグラフィックスを採用。ディスプレイ出力はDisplayPort×4の外部端子に加え、eDP×1、LVDS(Dual Channel)×1、D-Sub×1の内部端子を備え、別途グラフィックスカードを搭載することなく4画面の同時出力に対応する。これにより、大画面表示が必要になるデジタルサイネージや、高い描画性能が要求されるゲームアプリケーションなどに向く。
製品ラインナップは、搭載するプロセッサの違いにより、V1807B(4コア/8スレッド/定格3.35GHz/最高3.80GHz/TDP 35~54W)の「IMB-V1000P」、V1605B(4コア/8スレッド/定格2.20GHz/最高3.60GHz/TDP 12~25W)の「IMB-V1000M」、V1202B(2コア/4スレッド/定格2.30GHz/最高3.20GHz/TDP 12~25W)の「IMB-V1000V」の3モデル展開。
その他基本スペックは共通で、メモリスロットはDDR4-SODIMM×2(最大32GB/3,200MHz)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×2、M.2×1(PCIex2/SATA3.0)、拡張スロットはPCI-Express3.0(x8)×1、miniPCI-Express×1、M.2 2230×1(ワイヤレスカード用)を搭載する。
ネットワークはギガビットLAN×2(Realtek R8111G)、リアインターフェイスはUSB3.1 Gen.2×2、USB2.0×2、COMポート×2で、電源は12V/19~28VのACアダプタに対応する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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