2018.12.11 11:40 更新
2018.12.10 配信
Intelのサーバー向けSoC Xeon D-1500シリーズを搭載する、COMe Type 7対応のプロセッサモジュールが、Axiomtekから登場した。
Xeon D-1500シリーズは、TDP最高45Wの省電力プロセッサながら、16コア/32スレッドのマルチコアに対応するサーバー向けSoC。さらにネットワークは、10ギガビットLAN×2を内蔵しており、コンパクトかつ高性能な組み込み向けシステムを構築することができる。
ちなみに「CEM700」では、搭載するSoCの違いにより、2コア/4スレッドのPentium D1508(定格2.2GHz/TB時2.60GHz/キャッシュ3MB/TDP25W)から、16コア/32スレッドのXeon D-1577(定格1.30GHz/TB時2.10GHz/キャッシュ24MB/TDP45W)まで計6モデルがラインナップ。
メモリスロットはDDR4-SODIMM×2(ECC/最大32GB/2,400MHz)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×2、PCI-ExpressレーンはPCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x8)×、PCI-Express2.0(x1)×8を備え、ネットワークはSoC内蔵の10ギガビットLAN×2の他、Intel i210によるギガビットLANを利用することができる。
CEB94701 |
ボードサイズは125×95mm、ボード厚は2.0mm。なおオプションとして、COMe Type 7カードを搭載する開発向けボード「CEB94701」や、専用クーラー「CEM700 heat sink with fan」「CEM700 heat spreader」が用意される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Axiomtek: http://www.axiomtek.com/