2018.12.13 12:00 更新
2018.12.12 配信
Xeon スケーラブル・プロセッサー向けマザーボードでは珍しい、ATXフォームファクタ対応モデルがGIGABYTEから。チップセットはIntel C621、ソケットはLGA 3647×1を搭載する。
サーバーやプロフェッショナルユースをターゲットにした製品ながら、Realtek ALC1220-VB2によるオーディオ回路や、ASMedia「ASM3142」によるUSB3.1 Gen.2、フロントUSB Type-Cポートなどのコンシューマ向け機能を搭載。OSもWindows 10 64bit版に対応しており、コンシューマユースにも良さそうだ。
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x8/x16形状)×2、PCI-Express3.0(x8)×2、PCI-Express3.0(x4/x8形状)×1の計6本で、マルチグラフィックスは3-Way NVIDIA SLI/AMD CrossFire Xに対応。またx16形状スロットは、2つの固定金具を使用する「Double Locking Bracket」と、周囲をメタルシールドで補強した「Ultra Durable PCIe Armor」により、耐久性を高めている。
主なスペックは、メモリスロットが6チャネル対応のDDR4×8(最大1TB、2,933MHz)、ストレージはM.2×2、SATA3.0(6Gbps)×8で、ネットワークはIntel I210ATによるデュアルギガビットLANと、Realtek RTL8211EによるマネジメントギガビットLANを搭載する。
またマネジメント・ディスプレイ出力チップは、ASPEED「AST2500 BMC」で、ハードウェアステータスモニタやBIOSアップデート、セキュリティ管理などを一元管理できる「GIGABYTE Control Center」に対応する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
GIGABYTE TECHNOLOGY: http://www.gigabyte.com/