ワークステーション並みの性能を小型/低消費電力で提供

今年8月に予約受付が開始された、組み込み向けAIプラットフォーム「Jetson AGX Xavier 開発者キット」の発売が、日本を含む全世界で開始された。

Voltaアーキテクチャを採用する512基のTensorコアと、8コアのARM 64bit CPU、デュアルディープラーニングアクセラレータエンジンを搭載し、最低10Wという低消費電力と、手のひらサイズの小型化を実現しながら、ワークステーションに匹敵する最高32TOPS（Tera Operations Per Second）のディープラーニング演算処理を誇るのが特徴だ。

今回発売された開発キットの販売価格は税抜285,000円で、NVIDIA開発者プログラムに登録していると特別価格税抜149,800円で購入できる。なお詳細スペックについてはこちらのプレスリリースを合わせて参照のこと。

また「Jetson TX2 組み込みモジュール」にも、低価格モデル「Jetson TX2 4GB」が新たに追加された。こちらは「Jetson TX1」と同価格で、より高性能な処理が可能になるという。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation： http://www.nvidia.com/