2018.12.14 11:01 更新
2018.12.13 配信
「Raptor RP4325」は、航空管制市場向けに開発された、業界初となる42.5型サイズの4Kディスプレイ。最大解像度3,840×2,160ドットに対応、2K×2K解像度のレーダー画像に加え、従来は別画面で表示していた地図や天候などの関連情報も1画面に集約できる。用途は、主に管制室用メインモニターを想定している。
主な仕様は、コントラスト比4000:1、輝度500 cd/m2、応答速度8ms、視野角が水平/垂直178°など。入力インターフェイスは、DisplayPort×2とDVI-D×2の4系統を備え、複数ソースの映像信号を自由なレイアウトで同時に表示できる。PC接続用アップストリームポート、USBハブ×2も備える。
24時間連続使用が前提で設計されており、堅牢なスチール製筐体を採用、2台の電源による冗長性も確保。外形寸法W992×D322.9×H613~673mm、重量約26.2kg。
Raptor SQ2825 | Raptor RP2425 |
「Raptor SQ2825」は、2012年に発売された「Raptor SQ2802」の後継モデルにあたるスクエア型の28.1型ディスプレイ。従来機種に比べ、ベゼル幅が40%減、重量も50%減を実現、スリム化を果たしている。また、直下型LEDバックライトの採用により、画面の明るさの均一性が向上した。用途は管制室用メインモニターを想定。
最大解像度は2,048×2,048ドット、コントラスト比1800:1、輝度500 cd/m2、応答速度25ms、視野角水平/垂直170°など。入力インターフェイスはDisplayPort×2、DVI-D×2、5-BNC、PC接続用アップストリームポート、USBハブ×2も備える。外形寸法W576×D322.9×H599~684mm、重量約19kg。
「Raptor RP2425」は、主に管制塔用ディスプレイとして開発された24.1型モデル。投影型静電容量(PCAP)方式のタッチパネルを搭載したモデルで、10cd/m2から700cd/m2まで広範囲な輝度調整に対応する点も特徴とする。
最大解像度は1,920×1,200ドット、コントラスト比1000:1、最大輝度700 cd/m2、応答速度14ms、視野角水平/垂直178°など。入力インターフェイスはDisplayPortとDVI-D、D-Subの3系統で、PC接続用アップストリームポートとUSBハブ×2も備える。外形寸法W577×D245×H425.5~548.5mm、重量約12kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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