2018.12.19 20:00 更新
2018.12.19 配信
QNAPブランドから、CPUに第8世代Coreシリーズを搭載するラックマウント型NAS「TVS-x72XU」シリーズがリリースされた。
CPUはCore i3-8100(4コア/3.60GHz/キャッシュ6MB/TDP65W)またはCore i5-8500(6コア/定格3.00GHz/TB時4.10GHz/キャッシュ9MB/TDP65W)、ネットワークは10ギガビットLAN×2で、メモリはデュアルチャネル対応の最大64GB(16GB×4)まで搭載可能。これにより、複数の処理を同時に行うアクセス集中型アプリケーションや、仮想化システムにも耐えられる高い処理速度とネットワーク帯域を実現した。
さらに本体には拡張用のPCI-Expressスロットを搭載。オプションの40ギガビットLANカードや、グラフィックスカードを増設することで、さらにパフォーマンスを引き上げる事ができる。
その他、IOPSの要求が厳しいアプリケーションに対応するSSDキャッシュ機能や、頻繁にアクセスするホットデータをSSDに、アクセス頻度の低いコールドデータをHDDに自動的に配置する階層化技術「Qtier」、4Kの高解像度出力に対応する「メディア再生機能」や「オンライントランスコーディング機能」等を備える。
製品ラインナップは、フロント4ベイ+2.5インチベイ×5構成の1Uモデル、8ベイ構成の2Uモデル、12ベイ構成の2Uモデル、16ベイ構成の3Uモデル、24ベイ構成の4Uモデルが用意され、1Uモデルは近日中、それ以外のモデルはグローバル市場向け発売がすでに開始されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
QNAP Systems: http://www.qnap.com/