次世代無線LAN規格IEEE 802.11ax（draft）対応

9月27日付けグローバルリリースで既報。次世代無線LAN規格IEEE 802.11ax（draft）に対応する、ハイエンド無線LANルーター「RT-AX88U」の発売が開始された。

5GHz帯×1、2.4GHz帯×1の4×4デュアルバンドルーターで、160MHzの帯域幅と1024-QAMにより、通信速度は5GHz帯がIEEE 802.11axで最大4,804Mbps、IEEE 802.11ac（Nitro-QAM）で最大4,333Mbps、2.4GHz帯が1,148Mbps。一般的なIEEE 802.11ac 4×4デュアルバンドルーターと比較して、最高2.3倍も高速な通信が可能になるという。

またデバイスのデータ送信間隔を調整して、バッテリーの持ちを最大7倍も向上できる省電力機能「Target Wake Time」や、複数のルーターを連携して、隅々まで電波を届ける「AiMesh」、ゲームのpingとラグを最小限に抑える「ゲーマー・プライベート・ネットワーク」、子機の位置や距離を検出して、より強い電波を送信するビームフォーミング機能「AiRadar」などを搭載する。

主なスペックは、CPUが Broadcom「BCM4908」（1.8GHz/クアッドコア）、メモリは256MBフラッシュと1GB DDR3 RAMで、インターフェイスはWAN×1、LAN×８、USB3.1 Gen.1×2。搭載アンテナは外付け×4本で、本体サイズはW300×D188×H60mm、重量1,010g

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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