2019.01.07 10:45 更新
2019.01.03 配信
アメリカ・ラスベガスで開幕する「CES 2019」に合わせて、LGより2019年のテレビシリーズが発表。いずれも独自のAIプラットフォーム「ThinQ」に対応する製品で、周囲の環境に合わせた画質調整や会話型の音声コントロールを可能にしている。
2018年のテレビシリーズからの発展形で、第2世代のAIプロセッサ「α9 Gen 2」を内蔵。周囲の明るさを環境光センサーで認識し、ディープラーニングにより最適な輝度に調整する。また、AIアシスタントは、2018年モデルに搭載されたGoogle アシスタントに加えAmazon Alexaに対応。従来以上に音声コントロールに関する柔軟性が向上、タスク管理や音声検索、互換性のあるスマートデバイスの制御などが可能だ。
シリーズラインナップは、8K 88インチの「Z9」シリーズをはじめ、「W9」「E9」「C9」シリーズで構成。「Z9」シリーズは8Kアップスケーリング再生に対応、2018年モデルからノイズリダクション機能も向上した。
いずれもDolby VisionのHDR技術に対応し、スポーツやアクション映画向けに120Hzの高リフレッシュレートをサポート。バーチャル5.1chサラウンド機能も備え、コンテンツタイプに基づいて出力を最適化する。特に映画やドラマ、ニュースといった身近なコンテンツ音声の鮮明さを向上させているという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
LG Electronics: http://www.lg.com/