2019.01.09 11:07 更新
2019.01.08 配信
Deepcoolより、「CES 2019」に持ち込まれたクーラー・PCケースの新製品がリリースされた。
「ASSASSIN III」は、140mm口径の冷却ファンをデュアル搭載したサイドフロータイプのCPUクーラー。最大TDP280Wに対応する高冷却モデルで、7本のヒートパイプでツインタワー型のヒートシンクを連結。いわく「先進的なパイプレイアウト」により冷却効率を高めているという。
洗練されたデザインも特徴で、クーラートップには周囲のエアフローを整えるためのスポイラーを装着する。大柄ながら、素早くシンプルに搭載可能な組み込みやすさも魅力。5月に発売を予定している。
MACUBE 550 |
完全新作のPCケースとして、Deepcoolが特にアピールしているモデルが「MACUBE 550」。シンプルで無駄のないミニマルな外観のミドルタワーで、独自の“levitation design”により、吸気口を露出させずに十分なエアフローを確保しているという。
珍しいアルミ製のハンドルがついたサイドパネルは、強化ガラス製の魅せるデザイン。グラフィックスカードを効果的にディスプレイできる垂直GPUスロット、広々としたケーブルマネジメントエリア、半透明のPSUシュラウドなどで構成。最大360mmサイズの水冷ラジエターを組み込むこともできる。
カラーバリエーションはBlackとWhiteの2色展開で、6月に発売予定。
MATREXX 70 | MATREXX 55 ADD-RGB WH |
「MATREXX 70」は、E-ATX対応ながらコンパクトなサイズに収められた。フロント・サイドに強化ガラスを用いた魅せるデザインで、70ドル未満というクラス最高峰のコストパフォーマンスの高さも特徴とする。
取り外し可能なPSUシュラウドや移動式HDDケージなどで構成される“Open interior design”を採用、組み込み自由度の高さも魅力。グラフィックスカードの垂直マウント、最大360mmサイズの水冷ラジエターにも対応する。4月に発売予定。
「MATREXX 55 ADD-RGB WH」は、昨年10月にリリースされた「MATREXX 55 ADD-RGB」のホワイトモデル。フロント・トップ・サイドを強化ガラスを採用、フロントフェイスにはアドレサブルRGBを搭載するなど、イルミネーションに凝ったマシン構築に適している。
E-ATXマザーボードに対応するなど拡張性に優れ、フロントに最大360mm、トップに最大280mmサイズの水冷ラジエターをマウントできる。2月の発売を予定しており、今回発表されたラインナップでは最も早く出荷が開始される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Deepcool Industries: http://www.deepcoolglobal.com/