2019.01.29 18:30 更新
2019.01.29 配信
2mm厚の銅板をシャーシとフレームに採用し、光学ドライブの振動を排除する、5インチSATA光学ドライブケース。既存モデル「RP-EC5-U3AI」の改良版で、ラトック直販サイトおよび一部オーディオ店舗にて販売される。
リッピングの安定性を重視した筐体は、電源周りを見直し、+12Vおよび+5Vを独立したトランスユニット(カットコア)を搭載。ノイズを抑え、安定した電力供給を可能にした。また強度を高めるクロスリブを採用し、筐体のゆがみやズレの対策も施されている。
フロントパネルは重厚な10mm厚のアルミニウム製パネルを使用。制振材として定評のセルダンパー(イノアック製)は、振動を素早く減衰する。なおインレットは3Pプラグで、市販のオーディオ用ACケーブルへの交換に対応させた。外形寸法はW430xD350xH80mm、重量約12g。
既存の5インチドライブケース「RP-EC5-U3AI」に対応する、電源キットも同時発売。USB-DACおよびリッピングドライブへ良質な電力供給ができる。背面には3系統の電力出力ポートを備え、接続機器に合わせて電源供給が可能。大容量トランスは+12Vおよび+5Vがそれぞれ独立し、低ノイズを特徴とする。またボディは6mm厚のアルミニウムを使用し、汎用オーディオ機器を意識した。
なおこの製品は専用の3pinまたは4pinコネクタ形状で、キット製作が必要。ある程度のスキルを必要とする。外形寸法はW215xD301xH80mm、重量約6g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
ラトックシステム株式会社: http://www.ratocsystems.com/