2019.02.19 13:17 更新
2019.02.14 配信
LGより、「Mobile World Congress 2019(MWC 2019)」にて発表予定の次期スマートフォン「LG G8 ThinQ」に搭載されるオーディオ技術についてアナウンス。ディスプレイを振動板代わりに使用する、新しい技術が採用される。
「LG G8 ThinQ」には、LGが開発した「Crystal Sound OLED(CSO)」を搭載。有機ELディスプレイが振動板代わりに機能し、表面全体を振動させることでスピーカーとして利用できる。元来は液晶ディスプレイ向けに開発された技術で、スマートフォンに初採用。音の明瞭度が向上し、音声の容易な識別が可能という。
また、端末のボトムには通常のスピーカーも内蔵。「CSO」と合わせて2chのステレオスピーカーとして機能する。
なお「LG G8 ThinQ」には、イヤホン不要で7.1chサラウンドをエミュレート可能な「DTS:X 3D Surround Sound」、端末内部のスペースを共鳴室として利用することで重低音と大音量を生み出す「Boombox Speaker」など、優れたオーディオ機能が搭載される見込みだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
LG Electronics: http://www.lg.com/